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カクレクマノミ

Ocellaris clownfish

カクレクマノミ
別名
イヌビ クラウンフィッシュ など
全長(最大)
15cm
分布
インド太平洋・フィジー、タイ、マレーシアから北西オーストリアまで分布

クマノミに非常に似ていますが、クマノミに比べてオレンジ色が薄く鮮やかな発色をしていて、白色の帯が三本あるのが特徴です。
言わずと知れた映画ファインディング・ニモで一躍有名になったとても人気の高い観賞用の海水魚です。
クマノミ特有の“ワッキング”と呼ばれる泳ぎ方や、イソギンチャクに隠れている姿がとても可愛く癒されるというのも、人気が高い理由の一つです。

流通している個体の全長は6~8cm程度で、養殖の幼魚から、成魚のメスまで色々と手に入ります。

国内ブリードの個体はイソギンチャクに入らない事が多いので、イソギンチャクとの共生を楽しむ場合は餌付け済みのワイルドの個体を入手して飼育するのがオススメです。
飼育も容易でクマノミ同様人工の餌にも慣れやすいです。

価格帯

800円~5,000円程度安価なものから、高価な国産ペアまで様々です。

餌付け

導入当初から人工飼料を食べてくれるはずです。
雑食性で、なんでもよく食べてくれます。その為餌付けに苦労することはほとんどありません。

 

飼育水槽のサイズ

水槽サイズは60cm水槽での飼育でも可能ですが、混泳の際は60cm水槽以上の水槽での飼育が好ましいです。
イソギンチャクと一緒に飼育する場合は、イソギンチャクのサイズや数に対してカクレクマノミの入れすぎには気を付けましょう。

サンゴ水槽に入れても問題なく、初心者から上級者まで人気があります。

 

カクレクマノミ

クマノミの繁殖について

クマノミ類の特徴として、自然下ではペアを中心としてイソギンチャクと共生し、その近くに卵を産みます。
そして孵化するまで面倒を見る珍しい習性を持っています。その結果、卵は少数で、粒が大きいので繁殖も行うことが出来るしくみになっています。

他の海水魚の場合、卵が小さすぎて稚魚に与える餌がなく、繁殖が非常に難しいです。クマノミは個人の趣味の規模で繁殖させることが可能な、数少ない海水魚なのです。

カクレクマノミ

クマノミ雑学

クマノミの仲間は、実はスズメダイの仲間に属しており、タフで争いにも強いです。

特にクマノミ同士では激しく争ってしまいますし、ハマクマノミやクマノミなどの一部の種類は、ペアを形成するとそれ以外の海水魚はすべて猛烈に攻撃するようになってしまいます。
しかし多くの場合、他魚種とは争わずに問題なく同じ水槽で飼育することが出来ます。

クマノミやハマクマノミなどの体高のある種類に比べると、本種の性格は少々温和です。
カクレクマノミは、クマノミの種類の中ではあまり大きくならない種類で、大抵15mまでの水深に生息しているイソギンチャクの中でペアで暮らしています。

イソギンチャクに身を隠している2匹のうち、大きいほうがメスで小さいほうがオスです。

 

愛らしいボディカラーと相まって、まさに初心者にお勧めの海水魚です。
また、ある程度の飼育技術が身につけば、イソギンチャクとの共生や、繁殖などの楽しみがあるのも嬉しいです。
飼育レベルに応じて様々な楽しみ方が出来るのも、クマノミが観賞魚として人気の理由です。

カクレクマノミ

カクレクマノミを購入する時の注意ポイント

丈夫で飼育しやすい種類ですが、それだけに採取時や輸送時に十分にケアされていないことがあるのか、販売時に調子の悪いものが多い傾向にあります。瀕死の魚を買ってしまっては本末転倒ですよね。

海水魚飼育やサンゴ飼育の鉄則は「状態のいい個体を入手する」です。

状態の悪いクマノミは、オレンジ色の皮膚に少し薄い皮が被っているというか、表面が少しザラついてみえることがあります。

 

行動としても、元気であれば調子よくワッキングしているはずが、水槽のコーナーに行って脅えているように動かないものも調子が悪いサインと言えるでしょう。

 

沖縄などの国内で採取されたハンドコートのものは、状態がいいものが多いです。

養殖ものも、水槽飼育に慣れていることが利点なのでお勧めです。

カクレクマノミ

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