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キイロハギ

Yellow tang

キイロハギ
別名
イエロー・タン
全長(最大)
20cm
分布
中・西部太平洋 インド洋から太平洋まで広く分布しています。 国内では、高知県以南で見ることもできます。

体全体が鮮やかな黄色が発色しており、口が尖っているのが特徴です。
幼魚のときは群れを作り生活をしていますが、成魚になるにつれて単独で行動するようになります。
餌は主に藻類などを食べますが底生の小動物なども食べます。
綺麗な体色をしていることから観賞魚として非常に人気のある種で水族館などでもよく見る海水魚です。
飼育は比較的容易ですが餌をこまめにあげていないと拒食してしまい、一度拒食してしまうとなかなか食べてくれなくなるので餌の与え忘れには注意したいです。

キイロハギの飼育方法

学名(Zebrasoma flavescens)英名(yellow surgeonなど 

キイロハギはスズキ目ニザダイ科のヒレナガハギ属に分類される海水魚です。

色は鮮やかな黄色一色の体色で尖った口をしているのが特徴です。キイロハギの幼魚はサンゴ礁の比較的浅瀬で生息し成魚になるにつれて深場で生息するようになり主に藻類などの植物性の餌を捕食しています

キイロハギはハギ類の中でも飼育が容易でサンゴ水槽にもピッタリな魚なので観賞魚として人気の高い種です。
キイロハギの飼育方法や与える餌、かかりやすい病気などについてご紹介しています。

 

 

キイロハギのサイズについて

約10〜20cm 自然界では20cmを超える個体もいます。
キイロハギはドリーで人気のあるナンヨウハギほどは大きく成長することはなく、最大でも20m前後です。



キイロハギ飼育の適正水温

25~26℃ 自然界では比較的浅瀬に生息しているので温度は高めです。

キイロハギの飼育難易度や長期飼育のポイント
 

キイロハギの飼育は同じハギ類で人気の高いナンヨウハギよりも飼育は容易です。

長期飼育のポイントとしてはキイロハギが痩せないように小まめな餌やりが必要になり餌は植物性の餌を与えます。

このこまめな餌やりさえ出来れば飼育は比較的簡単で初心者の方でも飼育可能な種です。

ハギ類は白点病にかかりやすい傾向にあるので注意が必要で、かからない対策としても小まめな餌やりで常に元気で免疫力の高い状態をキープするようにしましょう。

 

キイロハギの入手について

人気が高いので海水魚を取り扱っているショップでしたら入手は簡単です。
現在は流通個体の7割ほどが養殖といわれています。
オンラインストアでの入手も簡単で、流通しているキイロハギの多くは、10cm前後の個体が多いです。
大きな個体を入手するには各ショップに問い合わせてみるなどして事前に大きめのキイロハギが欲しい旨を伝えておくと良いと思います。

キイロハギの販売価格(相場)

2500~5000円前後 サイズや産地、餌付き度合いなどで前後します。  

 

キイロハギの混泳について

キイロハギは自然界では群れで行動することが多い種で、飼育下でも大型の水槽の場合は群れで泳がせることができます。
ですが、入れる匹数が重要になり2~3匹程度で混泳すると争い合うことが多く、混泳させる場合は少なくとも5匹以上は必要になります。

キイロハギと他の魚との混泳については同種のハギ類やニザダイなどとの混泳は向いていません。
ハギ類の中でもナンヨウハギとは争い合うことが少なく混泳させることができます。

キイロハギとの相性が良い魚としてはヤッコ系やスズメダイ系との相性がよくヤッコではクイーンエンゼルなどが特に相性が良いです。

 

キイロハギ飼育で用意する機材・選び方

通常海水魚飼育で最低限用意するべき機材選びを、キイロハギ目線でご紹介しています。

 

キイロハギが喜ぶ水槽サイズ選び

キイロハギは他のハギ類よりも比較的小型のハギ類になり最大でも20cmぐらいです。
単独で飼育する場合はあまり大きな水槽は必要なく60cm水槽でも十分飼育出来ますが、
混泳飼育する際は泳ぎまわる性質を考慮して90cm以上の水槽がベストです。

活発な魚で水槽内を泳ぎ回る性質があるので、飼育する水槽は出来るだけ大きめの水槽が嬉しいです。

ライブロックなどのレイアウトも泳ぎ回ることが出来るスペースを確保してレイアウトしてあげるようにしましょう。
泳ぎ回る性質がゆえに、すぐに痩せやすい傾向があるので小まめな餌やり、日々の観察はとても重要になってきます。

 

キイロハギの飼育に最適な照明器具は?

キイロハギを飼育する上では、安価なLED照明でも飼育することは問題ありません。

そこまでシビアに照明をコントロールする必要はありませんが、キイロハギが生息している珊瑚礁の水域に近い照明は、メタルハライドランプが最適です。
最近ではフルスペクトルLEDライトやリアルスペクトルLEDライトなど、自然に近い照明も出ています。

 

キイロハギの飼育には人工海水と天然海水どちらが良いのか

 

キイロハギをはじめ、海水魚を飼育する場合は淡水(塩分がほとんどない水)では飼育できません。

人工海水用の塩を使った海水づくりは、水道の真水に人工海水用の塩を使って塩分を最適な濃度に調整してから飼育します。
塩分の濃度は比重を目安に測定します。比重の測定には比重計というアクアリウム用品を使用し、キイロハギの飼育では1.021~1.023という目盛りに合せて濃度を調整します。比重計は安価なものですので、海水魚を飼育する場合は必ず用意します。

もう一つは天然の海水を使用する方法があります。
文字通り海の海水をそのまま使用する事で、天然の海水には沢山の栄養素や微量元素が含まれておりますので、キイロハギの生息環境に近い水が手早く出来ます。
ただし、海から遠い地域の方や海まで行く時間の無い方は人工海水用の塩をオススメします。

人工海水用の塩にも、しっかりとミネラルや微量元素が含まれた商品も出ていますので、神経質になる心配はありません。

 

比重計

塩分濃度を合わせる際に使用します。
塩分濃度自体を測定するには、高価な機材が必要になりますので、比重計で海水の比重をはかって、塩分濃度の目安を割り出します。
日々の水の蒸発による変化や、水換えを行う場合は、水槽立ち上げの時に合せた比重と変ってしまいますので、キイロハギを飼育する場合は必ず用意しましょう。

 

ヒーターとクーラー

日本の気候でキイロハギの最適な温度である25度を維持するためには必ずヒーターを使用します。
ヒーターは、温度が下がれば作動し、温度が上がれば停止するという役割を持っています。
細かい温度設定を行う場合は「サーモスタットとヒーターを併用」します。


常に一定温度に固定する設定の「オートヒーター」があります。
オートヒーターはヒーターに予めサーモスタットが内蔵されているタイプの物です。

キイロハギを飼育する場合、日本の夏場は30℃を超してしまうことが多いので、クーラーや冷却ファンを使用して温度を下げる必要があります。
冷却ファンは冷却能力が低いので、なるべくアクアリウム用のクーラーを使用しましょう。

サーモスタット

ヒーターやクーラーの設定温度を調整する機器です。サーモスタットがあれば、細かい温度の調整が出来ますので、キイロハギを飼育する場合はサーモスタットを用意しておくと便利です。

 

サンゴ砂

キイロハギの飼育でサンゴ砂は絶対に必要になってくものではありません。むしろサンゴ砂を敷かないほうが管理はしやすく、キイロハギやハギ類全般的に白点病にかかりやすい傾向にありサンゴ砂を厚く敷いてしまとサンゴ砂部分は殺菌やいろいろな有害物質が溜まってしまうことになりますので敷いても2cmぐらいの飾り程度にしおくことをお勧め致します。

 

ライブロック

ライブロックには「岩状」のものと「枝状」のものがあります。
枝状のものは、元々大きなサンゴが台風や時化で折れたり、何らかの理由で白化して石化したものに、藻類や微生物が住み着いたものです。

野生のキイロハギは珊瑚礁に主に生息し、ライブロックに付着した藻類などを突いて食べます。
ライブロックとは生きた岩と言われています。
一見ただの装飾に使う岩に見えるライブロックですが、中にはいろいろな生物が住んでおり、バクテリアがたくさんついているので、水質の浄化にも繋がります。
キイロハギはプランクトンも食べるので、新鮮なライブロックは餌づくりにも最適です。

ライブロックを購入して、数日後にケヤリムシや小さなカニが出てきたり、買ったはずの無いナマコが出てきたりと面白い要素が沢山つまっています。

現在では人工で作成した人工ライブロックなどもありライブロックよりも比較的安価に購入することが出来ます

キイロハギを実際に飼育する前の準備 

キイロハギをお店から購入して実際に飼育する前の準備として、先ほどの必要道具を把握したら、まずは水槽の立ち上げ前の事前確認をしましょう。キイロハギをお店やインターネットで購入する前に、じっくりと水槽の立ち上げを行い、キイロハギを迎え入れられる海水づくり環境を整えていきましょう。

 

水槽の設置場所の条件としておさえるポイント

キイロハギを迎える前に、肝心の水槽を設置する場所を決めます。

水槽を置いても大丈夫な強度が確保されているか

水の入った水槽はとても重たくなります。水槽専用の水槽台を使用するか、水槽の重量を計算した上で、大丈夫だと確信できる場所に設置しましょう。もちろん水槽台を設置してグラグラするような不安定なところには絶対に置いてはいけません。

大体の水の重さは1リットル1kgですので、W60cm×H30cm×D30cmの水槽の場合は水量だけで、約54kgです。さらに水槽自体の重さやライブロックなどの重量も考慮する必要があります。大型水槽の場合は床の強度にも充分な注意が必要です。

 

水槽に直射日光があたらない場所を選ぶ

直射日光があたる場所に水槽を置いてしまうと、夏場の強烈な日差しによってすぐに水温が高温になってしまったり、その他の危機の故障に繋がる可能性があります。また、直射日光があたる場所は多量のコケが発生する原因にもなりますので、避けて設置する事をオススメします。どうしても窓際や日光があたる場所に設置する場合は、遮光用にブラインドやカーテン、すだれなどを使用して、太陽の光を遮る工夫をしましょう。

「照明器具は太陽に近い光を求めているのに…」と矛盾を感じるかもしれませんが、自然の海と水槽の深さはあまりに違いがあります。
さらには水槽の側面から光がガンガン当るという事は自然界ではあり得ません。
太陽光に近い照明は“太陽の明るさ”というよりも、太陽光が水中の生き物に届く光の“波長(スペクトル)”を近づけているという事です。

 

小さなお子様やペットが容易に届く場所かどうか

海水魚を飼育していると、小さな子供やペットは興味津々です。
手を入れてみたり水槽に衝撃を与えたりという事が考えれます。

手を入れたり水槽に衝撃を与えると、海水魚や生き物がびっくりしてストレスになったり怖がります。最悪の場合は水槽が破損して水がこぼれ出したり怪我の原因にもなりますので、水槽の設置場所はしっかりと検討が必要です。

 

水換えが必要な場合は水場も考慮する。

水換えをする場合に、水道水を利用する場合は水まわりも考えておくと便利です。

水道が遠いと、バケツや容器で水を運んで海水を作るという作業が必要になってきますので、なるべく水道が近い場所のほうが、長期のメンテナンスは楽になります。
水換えをする場合に必ず水を捨てますので、その場合も水場が近いと排水の手間が軽減されて便利です。

長い長いホースを利用する手もありますが、水換えが頻繁になると束ねてあるものをほどいて、使い終わったらまた束ねて収納するという手間が大変になります。
水場が遠いと、水をこぼしてしまうリスクなども当然増えてきます。

 

水槽の立ち上げ(従来飼育方式で解説しています)

キイロハギを充分に飼育できる海水づくりを行いましょう。
水槽を置いて、海水をつくって塩分濃度を合せてOKというわけではありません。

しっかりと水の循環をつくって、安定した水を維持できる環境をつくる必要があります。

水槽を設置して、濾過槽や濾過装置の取付けやヒーター・クーラー、プロテインスキマー、照明の取り付けを行ったあとは全ての電源を入れて、実際に海水を循環させて試運転を行います。


その中に他の水槽(ショップや通販で購入したもの)の水をいれて、バクテリアの繁殖を促します。そうしてバクテリアが濾過槽や濾過材になじむまで最低1ヶ月は試運転を行います。
市販で売られている海水魚用のバクテリア添加剤を入れると
立ち上がりが少し早くなります。

試運転から1ヶ月程たってから直ぐにキイロハギを入れるよりかわテストフィッシュとして小型の水質に丈夫なスズメダイ系で様子を見てから入れるのがベストです。

 

キイロハギを水槽に入れる

1ヶ月~2ヶ月ほどの試運転の期間を経てテストフィッシュの様子を見てokであれば、ようやく購入したキイロハギを水槽に入れます。

もちろん購入してきたキイロハギは以前の環境とは別の水槽に来る事になりますので、急に水槽に入れてしまうと、水質や温度の差によってショックを受けて弱ってしまったり、死んでしまう事があります。ゆっくりと水合せを行って、徐々に新しい環境に馴染ませてあげるように心がけて下さい。

 

水あわせの方法

 

  • まずはキイロハギを購入してきたままの袋に入れた状態で水槽に数十分浮かせて、水槽の海水の温度と袋の中の温度を合せます。
  • 次に購入してきた袋を一旦取り出して、海水と一緒にキイロハギをバケツなどの入れ物に移します。

エアーチューブを使用して、エアーチューブの片方をこれからキイロハギを入れようとしている水槽の水の中につけて固定し、もう片方を口でくわえて吸うと水槽の水がバケツに落ちてくる(サイフォン式)ので口で吸った方の端を、キイロハギと海水が入っているバケツに固定します。
その際に、海水が落ちる量をゆっくりと水あわせが出来る様に調整します。
(アクアリウム用の一方コックを使用すると調整しやすいです)

(エアーホースの固定はエアーチューブ用の吸盤を使うと固定しやすいです。)

この時に注意したいのは、バケツの中の海水が酸欠(酸素が不足している状態)にならないように、水が落ちる出口とバケツの間が空気中に出ている状態にするか、心配であればバケツの方にエアレーションを行いましょう。バケツの水があふれそうな場合は水槽に戻し、それを繰り返して20~30分程度の水合せを行えば完了です。水あわせを行ったバケツの海水ごとキイロハギも一緒に優しく飼育水槽の中に放してあげましょう。

キイロハギの餌、餌付けの方法

キイロハギは植物性の強い雑食ですので植物性の餌を与えましょう。

キイロハギにオススメの餌

キイロハギの餌として植物質を多く含む人口飼料がお勧めです。
それにプラス水槽内にも海ブドウなどの海藻を入れといてあげると食べたいとき突いて食べてくれます。

また他には無添加の海苔を水槽の壁面に付けておく方法もありアクアリウム用の商品で海苔を挟んで吸盤で水槽に貼り付けて置けるような商品も販売されています。

いずれにしてもキイロハギがいつでも餌にありつけるような環境を作ってあげる必要があります。

 

具体的な餌の例として

 

ひかりプレミアムメガバイトグリーン

キイロハギなどのハギやニザダイなどをはじめ、ヤッコにも最適な人工餌です。植物性の餌を好む海水魚を飼育する場合は定番の餌となります。キイロハギが好む天然の原料(魚やオキアミ、海苔など)を使用しており、臭いなども食いつきを考慮してつくられているので普段の飼育の主力として使用できます。

 

ひかりプレミアム海藻

こちらも同じキョーリンが出している餌で、キイロハギが好むわかめや海苔を原料としていますので食いつきが良いです。海藻成分が70%と、メガバイトグリーンよりも植物性が強い餌ですのでキイロハギも喜んで食べるオススメの餌です。

 

人工餌に共通するポイントとして、必ず食べきれる範囲で給餌する事が水質悪化を最小限に留めるコツです。餌の与えすぎやバランスを考えて、キイロハギの長期育成を目指しましょう。

 

キイロハギのカルシウム補給を補う

乾燥したオキアミ(人間が食べるもの)はカルシウムを豊富に含んでいるので、キイロハギのカルシウム補給に最適です。フードプロセッサーなどでキイロハギのサイズに合せて砕いて与えると良いです。

 

キイロハギに実際に餌を与える

キイロハギのみならず海水魚は淡水魚に比べてとてもデリケートです。
水槽に入れた直後からその環境に慣れるまでは餌を食べてくれない事がありますが、ほとんどの個体がそうですのでご安心を。

餌食いが悪くても無理矢理餌を与えたりしないように気を付けましょう。
数日すれば、徐々に餌を食べてくれるようになります。それでも餌食いが悪い場合は先ほど記載したように、キイロハギの大好物である海ぶどうなどの海藻を少しづつ与えて下さい。
水質の悪化も防げますので重宝します。人工餌を食べてくれるのであればそれで順風満帆ですが、食べてくれなかった場合に残り餌が腐敗して水質が悪化すると、キイロハギの体調が悪くなり、更に餌食いが悪くなるなどの負のスパイラルに陥る事もあります。

キイロハギが新しい環境に慣れるまで、餌食いが良くなるまでは残り餌はなるべく見つけたらとってあげる事を意識しましょう。

一日の餌を与える頻度ですが、食べきることが出来る量を2回程度が良いです。満腹になるまで与えれば与えただけ食べる事もありますが、残り餌の事や食欲の事を考えると程よい餌やりが良いでしょう。

環境にも慣れて餌食いが良くなったら、キイロハギの人懐っこい性格で餌を求めてくるようになります。基本的には臆病者ですが、日々の給餌を丁寧に続ける事で可愛らしいキイロハギの姿を見ることが出来ます。

 

キイロハギは白点病になりやすい

海水魚の病気は沢山ありますが、特にキイロハギやハギ類全般は強靱なウロコを纏っておらず、デリケートな肌をしているので、白点病になりやすいです。

底砂を触ったりレイアウトを変更したりで沈下していた有害物質が舞うだけで白点病になる事もあります。

また、水温の変化や水質の変化も白点病の原因となります。
水温はなるべく一定に保ち、塩分濃度は1.020~1.023から外れないように飼育しましょう。
PHも8.2前後で安定させる事が望ましいです。

照明の点灯時間が長すぎたりすると、これも白点病の原因となりますので、キイロハギがしっかりと睡眠を取れるように照明の時間も設定をし、ライブロックの隙間や影に隠れて休めるような環境作りを心がけて下さい。

 

キイロハギの寿命

キイロハギの寿命は飼育下で10年程度で、野生では10年以上生きる個体も存在します。飼育下で5年以上キイロハギを飼育出来れば大変素晴らしい環境で飼育しているといえます。

キイロハギは群生させた方が良い?

野生下では、キイロハギは群れを作って泳ぎます。単独で泳いでいる事はほとんどありません。

水槽での飼育も、出来れば大きな水槽で複数を群泳させてあげたいところです。

よく回遊する魚ですので群れを作って回遊している元気なキイロハギは美しくて楽しそうにしています。

餌やりに関しても、他の個体が居る事で餌食いの誘発にもなり、複数のキイロハギで飼育したほうが飼育のハードルは下がります。

ただ、キイロハギを複数飼育するときは最低でも5匹以上を泳がせる必要があります。

キイロハギは飼育下では同種同士で争いやすい種になり2~3匹程の場合は縄張りを持ち激しく争い合うことがあるので群れで泳がせる場合は少し多めの匹数を泳がせる必要があります。

 

お店でキイロハギを購入するときのポイント

キイロハギを選ぶ時に注意してみておきたいポイントは

  • 水槽の中を元気に遊泳している個体
  • 黄色の発色が濃いもの
  • 正面から見て身体に厚みがある
  • 目がしっかりと合う
  • 体に擦れや傷ヒレアドの欠けがないかどうか
  • ショップの店員さんとお話をしてみて、普段から餌食いの良い個体を選ぶ

 

あとは、体表に白い点があったり膜を張っていたり、目の色が濁っていたりなどのキイロハギは病気にかかっている可能性がありますので、可哀想ではありますがなるべく立派な個体を選びましょう。

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